【物語の終わりを描く】

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人生の中で、何かを「続ける」ことはとても大切なこと。

 

たとえば、

日々の勉強を「続ける」
日々成長し「続ける」
自分の気持ちに正直であり「続ける」
大切な人を愛し「続ける」

みたいに何かを続けるということは、強い意志が必要なことだし、とても大切なことだと思います。

 

でも、自分だけではなく、他者が関わる時には逆に「終わり」を描くことも必要。

 

例えば、

クライアントを本当の意味で自由にするために、自分のところから離れさせるための終わらせ方を描く

祭りを最高のものにするために最高の終わらせ方を描く
(だらだら続けてても興ざめですからね)

告白することで、片思いを終わらせる方法を描く
最近は、「続ける」ことよりも「終わり」を描くことがすごく重要だと考えています。

 

続けることは時に依存を生み、
相手の可能性を制限することにつながります。

 

僕がやっているようなコンサルビジネスだと、継続させるためにはいかに自分が相手にとって必要だということを表し続けなければいけませんから。依存関係を自ら作っていくわけです。

 

個人的には、それは好きではない。
それに、このビジネスモデルはダメなんじゃないか、、、って思うもののほとんどは、終わりと次の物語を描けてないことが多いです。(仲良しクラブみたいになっちゃうんですよね)

 

最近も1つ大切なものの終わりを描きました。

 

もちろん、他者が関わることなので、今のような状況が続いているならば、という前提条件つきではありますが。。。
終わりを描く作業は、多くの場合はっきり言ってしんどいですよ。
自分にとって大切なものを、大切であるがゆえに手放す覚悟が必要ですから。

 

ビジネスの場合は、1つの収入源をあえて手放すことになるので、直接生活にも影響がありますしね。

恋愛の場合は、告白とか、プロポーズみたいに1つの決断を下させて、それを受けいれることになりますしね。
なんども、なんども
「考えなおした方がいいんじゃないか」
頭に甘いささやきが聞こえてきましたが、
しっかり終わりを描かないと、「与える」ことから「奪う」ことに考えが変わってしまう。それを自分の大切な人や、大切なものに対してやってしまうのは、やっぱり望むべきことじゃないですしね。

 

それならば、終わりを描いて、次の物語を描いた方がいい。

そして、どうせやるならば
クライマックスは盛大に。
自分にとっての最高を詰め込んで。
新しい物語に繋がるように。

 

「続ける」ことも大切だけど「終わり」を描くことも成長のためには必要ですよ!