ポジティブな諦め

こんばんは、宮城です。

今日は、前置きもなく本題に行きたいと思います。

「ポジティブな諦め」

というテーマでお話ししていきます。

人間の悩みの大部分は人間関係に関わるものです。

他人の評価が気になるのも、
お金がないことで悩むのも、
仕事がうまくいかないことで悩むのも、
好きな人に告白できないのも、

結局は周りの人にどう思われるだろうか?
ということを考えてしまうから悩んでしまうわけです。

人間関係の悩みが少しでも解消されれば、多くの人は
今よりも自由な人生を生きれると思っています。

その人間関係の悩みを解消するために大切なこと

それが
「ポジティブな諦め」
を持つということなのです。

ポジティブな諦めとはどういうことか

それは・・・
「他人と完全にわかり合えることはない」
と理解することです。

言いたいことに納得してくれない時はもちろん、
言いたいことに納得してくれた時も、

完全にわかり合えることはないのです。

言いたいことに納得してくれてるのに、
わかり合えないってどういうこと?

そう思う人の方が多いと思うので、
いくつか例を出したいと思います。

例えば、食事に行って
「これ美味しいね」と家族や友人と共感することは
日常生活でよくあるシーンだと思います。

でも、人それぞれ美味しいと思ったポイントや
美味しいの度合いは違うはずです。

これは、「美味しい」という結論は一緒であっても、
その判断基準が異なるため、完全にわかり合えてる
わけではありません。

また、風邪を引いたときにつらさをわかってほしいと思ったり、
自分の仕事の忙しさや大変さを同僚にわかってもらいたいと
思う人もいるでしょう。

そのつらいという状況を、自分の過去の経験と照らし合わせて
想像し歩み寄ることはできますが、
100%完全に同じ状態を理解することはできませんよね。

極端な例を言えば、
女子高生などがよく言う

「ウケるー!」

という言葉(よく言いますよね!ね⁉︎ ね⁉︎ 笑)

これなんて、なんとなく理解し合えてるような気がしますが
個人個人で感じてることは絶対違うと思います。

人は物事を理解するときに、自分の過去の経験や知識などの
フィルターを通して理解することしか出来ない以上、
100%相手のことを「わかる」ことは出来ません。

山崎まさよしの「セロリ」じゃないですが、
「育ってきた環境が違うから、好き嫌いはイナメナイ」
「もともと何処吹く他人だから価値観はイナメナイ」のです。

だから、
「わかってもらいたい」「わかってもらえる」などという期待は
大なり小なり裏切られることになるので、
そういった期待を持つことは自分を悩ませ、苦しめるのです。

だから、完全にわかり合えるという幻想を
「諦める」必要があるのです。

人によっては、こういうことを言うと、
「わかり合えないなら他人と関わる意味なんてないじゃないか」
そう思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、それは違います。

僕が、「ポジティブな諦め」と記したのには意味があります。

他人と関わる意味なんてない。

そう思って内に閉じこもるのは、ネガティブな諦めです。
これでは自分も世界も何一つ発展していきません。

人とは完全にわかりあえることはないけれど、
人と関わらないと生きていけないのもまた事実です。

そして、喜びなど人生を豊かにしてくれる感情も
ほとんどの場合は人と関わることで生まれます。

わかり合えないからと言って諦めるのではなく、
それは理解した上で、自分の思いや考えなどを
工夫し、全力で相手に伝えます。

そして、それが相手に伝わるのか、理解してもらえるのは
どちらでもよくて、どちらにせよ相手がいい人生を
送ってくれるのであれば、それでいい。

同じように、自分も自分にとって良いと思う生き方をする
それは他人の評価は関係ない。

自分は自分、他人は他人と考えることが
ポジティブな諦めになるのです。

その諦めを持てれば、人間関係や土地、仕事などに縛られず
軽やかに移動することができるんじゃないかなと思っています。

嫌々ながらも、そこに縛られているのは、
きっとわかってもらえるというような
期待を持っているからなんだと思います。

そんな自分でコントロール出来ない可能性に
自分の人生を賭けるなんてもったいないです。

よく、自己啓発書などで
「他人を変えるより、自分を変えろ」
というようなことが、書かれていますが、

それは本質的に人とは完全にわかり合うことは出来ない
というところから来ているのではないかと思うんです。

わかり合えること、他人を変えようとすることを諦める

わからないからこそ、相手に興味を持つし、考えるし、
話を聞くし、自分の考えを伝えようと思う。

そしてお互いに少しでも影響を与え合い、自分の人生を豊かにしていく。

そんな人間関係が健全な人間関係だと僕は思っています。

この曲は、今回のテーマと関係はないけど、
この文章を書いたあとに、ふと聴きたくなった曲

GOOD ENOUGH / TRICERATOPS

目標達成するためのマインドセットの作り方〜後編〜

こんにちは、宮城です。

今回も読んでいただきありがとうございます。

前置きを書いていくと、どんどん長くなってしまうので、
今回は早速本題に行きましょう。

 

前回までの投稿で

・成功するためには心に従うのではなく、生き方(マインドセット)に従う

・目標が達成できない最大の理由は「目標を忘れてしまうから」

・モチベーションが続かないのは「目的」ではなく「行動」にフォーカスしているから

という話をさせていただきました。

 

では、今回はどのように目標を設定すればいいのか。

これについて話していきます。

まず、この図を見てください。

ブログ用.001

 

これは、クリエイティブディレクターであり、コピーライターでもある
細田 高広さんという方から学んだものです。

 

Appleやディズニーをはじめ、世界中の有名企業の多くは
自分たちの商品・サービスや会社そのものを一言で表す言葉を持っています。

それは商品の開発コンセプトかもしれないし、

社員全員の行動指針の場合もあります。

 

例えば、

ディズニーランドは
「地上でいちばん幸せな場所」というコンセプトを基に作られました。

スターバックスは
「サードプレイス(自宅でも家庭でもない第3の場所)」
というコンセプトを基に作られています。

 

未来を作り上げていく、つまり目標を達成するための
判断基準となるものです。

 

現状を見て、実現可能なものとして描いたものではなく、
未来の理想から考え作られた言葉です。

 

細田さんはこれをビジョナリーワードと呼んでいたので、
僕もそのまま使わせてもらいます。

 

これを個人の目標達成のために応用させていただきます。

 

このビジョナリーワードは一見すると

「毎日3kmランニングする」
「半年で5kgダイエットする」

などの言葉に比べると言葉のインパクトは弱いかもしれません。

 

しかし、こう言った具体的な命令の言葉からは
未来の姿を想像することはできません。

むしろ、「つらい」「大変だ」という負の感情が呼び起こされてしまいます。

 

一方、ビジョナリーワードは自分が目指すべき目的地から
届けられている言葉なので、その言葉を思い出すたびに
自分が達成を望む目的をしっかりと思い出すことができます。

 

しかも、行動ではなく、あるべき姿を言葉にしているため、
それに沿っていれば具体的な行動はその場に応じて変えてしまって
構わないのです。

 

これは前回の投稿でもお話ししましたが、
人は常に変化をしていく生き物です。

 

年始に立てた行動の目標が、半年後ふさわしくない行動になっていることは
よくあります。

 

にもかかわらず、行動ばかりにフォーカスしてしまうと、自分を騙しながら
行動を続けることになるので、だんだんとしんどくなってしまいます。

 

自分の未来から見て作った言葉、ビジョナリーワードを忘れず、
それにふさわしい行動をしていく。

 

そうすることで、自然と結果がついてくるようになるのです。

 

“結果が出てきたから、相応しい行動をとれるようになる”

のではなく、

“相応しい行動ができるようになってきたから、結果がついてくるのです。”

 

この考えを忘れてしまうと、どうしても被害者意識が顔を出してきます。

「自分がモテないのは、見た目が悪いせいだ」

「自分にお金がないのは、不景気のせいだ」

「自分に自信がないのは、周りに愛されてこなかったからだ」

などと原因をすべて他者や過去に引き渡すことになります。

そうしているうちは何も変えることができません。

 

自分が望む結果が出ていないのは、過去や他者のせいではありません。
もちろん自分が悪いということを言いたいのでもありません。

それに相応しい判断や行動をしていないだけなのです。

 

これも何度か言っていることですが、

人は何にでもなれる分、選ばなければ何にもなれないのです。

 

選ぶというのは、それに相応しい自分になると決めて行動すること。

 

ですから、理想の自分に相応しい言葉を作り、それを忘れないようにすることで
望む結果を得ることができるようになるのです。

 

では、魅力的な目標作りの方法に入っていきましょう。

おさらいのために先ほどの図をまた見てくだだい

ブログ用.001

 

Visionと書いてある部分が魅力的な目標となりうる部分です。

つまり、

「未来」のことを語りつつ、それが「具体的」であること

これがもっとも重要なポイントです。

 

自分を変えるために目標を立てるので、
「現在」ではなく「未来」に焦点を当てることは当然として、

 

「具体的」である理由ですが、
視点を逆にして抽象的だとどうなるかで考えてみましょう。

抽象的な言葉は色々な意味を内包できるため、
それなりにまとまったもののように見えてしまいます。
(「良いことをする」とか「努力をする」とかですね。)

 

その変わり、多くの例外を認めてしまうことになるのです。
つまり目標に対して簡単に言い訳ができてしまう。

例えば「今月中に痩せる」という目標には具体的な数値は入っていません。
この場合1kgでも10kgでもとにかく痩せれば目標を達成したと言えてしまうんです。

 

これでは、大きな変化を起こすことは出来ません。

 

だからこそ、「未来」の自分にフォーカスした「具体的」な言葉で
ビジョナリーワードを作っていかなければいけないのです。

 

では、実際に作る工程に入りましょう。

 

重要なポイントは3つあります。

・解像度

・焦点距離

・風景の魅力

この3つです。(引用 細田高広 著 「未来は言葉でつくられる」より)

 

1つ1つ解説していきましょう。

 

・解像度

これは自分が書いた言葉に具体性があるかどうかをチェックするということ

形容詞(「大きい」とか「楽しい」)や抽象名詞(「平和」とか「勇気」)は
できる限り具体的な名詞に置き換えます。

 

どうしても難しいものはそのままで大丈夫です。
ただし本当に具体的な言葉にできないか、しっかり吟味してください。
そこで注意したいのは、具体的にしようとして、毎日3km走るなどの
具体的な行動を書かないようにすること。

 

あくまで重要なのは、何をするかではなく、「どのような人になりたいか」を
書いていくことです。

 

また、長い言葉で書いてしまっては、毎日見返すのも、ことあるごとに思い出すのも大変です。

できる限り短い単語などを使いながら書いていきましょう。

他人に見せるものではないので、単語の定義は辞書通りでなくても構いません。
しかし、自分の中で曖昧な捉え方で使っている単語を使うのはやめてください。
言葉が具体的でも自分の中の定義が曖昧なら、それだけで言葉の力は失われていきます。

 

 

・焦点距離

これは、未来のどの地点から書いた言葉なのかをしっかり意識することです。

近すぎると簡単に達成できそうで頑張ろうとするエネルギーが湧いてこないし、
遠すぎると、自分にはできるんだろうか?そんな不安が頭をよぎります。

これはどのくらいの距離が正しいという答えはありませんが、
自分がしっかりイメージできる範囲でギリギリ届きそうなくらいが
個人的には一番ベストな距離だと思います。

 

 

・風景の魅力

これは単純に、自分が想像したイメージが魅力的かどうかです。
「痩せる」とか「自信を持つ」という目標は魅力的に映りません。

痩せた結果どういう生き方をしたいのか。
自信を持った結果どういう生き方をしたいのか。

周りの景色を想像できるような形で言葉にしてみてください。
その際に自分が感じるであろう感情を一緒に言葉にするのもいい方法です。

 

以上、

・解像度
・焦点距離
・風景の魅力

 

この3つのポイントを意識して自分の目標(理想的な生き方)を言葉にします。

そして完成したら、その言葉に表した生き方をする自分なら当たり前のように取るべき行動をすべて書き出し、可能な限り実践してみてください。

もちろん、具体的な行動は途中で変化しても構いません。

しかし、何かの判断をする際は、自分が今回設定した目標(理想的な生き方)と
照らし合わせて、それに相応しい行動なのかどうか、見極めるようにしてください。

 

相応しい行動をするようになれば、それに相応しい結果がついてきます。

 

多くの人が努力しても結果がついてこないと思うのは、努力の方向性が
その都度ブレてしまっているから。

 

自分の目標(理想的な生き方)にあった行動に対して
しっかり努力をすれば、必ず結果はついてきます。

 

「より少なく、しかしより良く」
すべてをやろうとしても、すべてが中途半端になります。

 

最初にも書きましたが、
人は何にでもなれる分、選ばなければ何にもなれないのです。

この考えを大切にしてください。

 

では、今日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここまで読んでいただいたからには、必ず行動してくださいね。
自分で考え行動しなければ何も変えることはできません。

もし、質問などがあれば、
info@kota3846.jp または、コメントフォームに書き込んでください。
できる限り返事を書かせていただきます。

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関連記事

「心に従っていては成功できない」
http://kota3846.jp/blog/wp/?p=122

「目標達成するためのマインドセットの作り方〜前編〜」
http://kota3846.jp/blog/wp/?p=124

目標達成するためのマインドセットの作り方〜前編〜

明けましておめでとうございます。

宮城です。

前回の投稿では
成功するためには、心に従ってはいけない。

従うのは心ではなく、マインドセット、つまり理想的な生き方に従う必要がある
ということをお話ししました。

ぜひ、前回の投稿(http://kota3846.jp/blog/wp/?p=122
を読んでから読み進めてもらえれば、より理解が深まると思います。

今回は、マインドセットの作り方についてお話ししたいと思います。

本題に進んで行く前に、
なぜ多くの人が目標を達成することができないのか?
あなたの経験なども思い出しながら考えてみてください。

 

・・・・

 

・・・・

 

・・・・

 

そろそろいいでしょうか?

目標を達成できない最大の理由、それは

「目標そのものを忘れてしまう」

これが達成できない最大の理由です。

 

 

例えば、新年に

「5kgのダイエットをする」

「30万円貯金をする」

「副業で月収10万円稼ぐ」

などの目標を決めたとします。

目標を決めたその日や翌日はまだ食事を減らしたり、無駄遣いを止めたり、
具体的な行動をしていると思います。

しかし、だんだんと日が経つにつれ、その目標を忘れてしまい、
日常に流され目標を達成することなく、気づけば数ヶ月、
1年と過ぎていく。こんな経験はないでしょうか?

 

忘れてしまったら自分の判断・行動に影響を及ぼすことはできません。
目標を達成させるためには、目標を忘れないことが重要です。

まずこれを大前提として覚えておいてください。

 

では、目標を忘れないためにはどうすればいいか?

よく言われるのは、紙に書いて目に触れるところにおいておく
というものです。

これは非常に重要なことなので、ぜひ実践していただきたいのですが、
これだけでは不十分です。

 

先ほど例にあげた
「5kgのダイエットをする」

「30万円貯金をする」

「副業で月収10万円稼ぐ」

このような目標ではモチベーションが続きません。

 

なぜか?

 

目標が「目的」ではなく「手段」になっているからです。

 

1つ例え話をしたいと思います。

たとえば、新しい掃除機を購入するときに
「消費電力400W」
「集じん容積0.4L」
みたいなスペックを見ても

うぉ〜このスペックはヤバい!!
このスペックなら絶対に買いだな!!
って興奮しないですよね?

これで興奮するのはその分野のマニアだけです。笑

それと同じで手段を目標にして達成できるのは、
ストイックな人、ある意味ドMの人ですね。

 

僕も含め、普通の人には達成することができません。

では、商品を欲しいと思うときはどんな時なのか

 

それは

スペックではなく、
自分の目的が達成できるかどうか。

です。

 

掃除機の話でいえば、

「布団のダニやハウスダストも吸い込むので、お子さんのアレルギー対策に」
とか
「コードレスなので、コンセントが届かない場所もラクラク掃除可能」

などのように、スペックではなく顕在化しているニーズ、潜在化しているニーズを満たしてくれる。つまり自分の目的が達成されるのかどうかが重要なのです。

 

つまり、目標の話で言えば、

「5kgのダイエットをする」

「30万円貯金をする」

「副業で月収10万円稼ぐ」

のような手段ではなく、なぜそれをしようと思ったのか?
その結果何を得たいのか、という目的の部分が大切なのです。

 

たとえば、

5kgダイエットすることによって自分に自信を持ちたいのか。
モデルになりたいから、5kg痩せたいのか。
モテるようになりたいから5kg痩せたいのか。

などの目的にフォーカスしなければいけません。

 

手段だけにフォーカスしていては、いつしか

「なんでそれをしたかったんだっけ?」

という目的自体を忘れてしまいます。
そして目標が達成できないまま時間がどんどん過ぎてしまうのです。

 

目標を達成する、自分を変化させるためのモチベーションの源泉は
達成したい目的にあります。

 

その目的を忘れなければ、自然と目標達成に向かう行動を取ることができます。

 

そして多くの人が勘違いをしている部分になりますが、
目的さえ達成すれば手段は問わないのです。

もちろん、マンガや映画に出てくるような、相手を傷つけても
目的を達成しろって意味ではないですよ。笑

 

たとえば、

「恋人と旅行をする」

という目的があったとします。

それを達成するために、節約をするという手段を選択して
いたとしても、途中で「副業で稼ぐ」という手段にシフトしたり、
「仕事の業績を上げてボーナスの額を増やす」という手段をとっても
いいということです。

「恋人と旅行をする」
という目的さえ達成すればいい。

 

人の気持ちは常に変わるものです。

多くの人は手段にこだわり続けるばかりに

「なんだかなー」

と思いながらも無理して続けようとして、しんどくなる。
そして、どうせ自分には無理と自己否定に走ってしまう。

手段はその時に応じて柔軟に変えてもいいんです。

 

なぜ、それを達成させたいのか?

 

その目的を目標とし、忘れないように紙に書いて、
自分の目に触れる場所に置いて何度も見返してください。

そして、必要であればその目的すらもどんどん変えていってください。
今の自分と半年後の自分は考え方や生き方が変わっていて当然ですから。

 

よく自分にとって本当に重要なことなら、
紙に書かなくたって忘れない。

こんなことを言う人がいます。

それは確かにその通りかもしれません。

ただ、そんな目標を見つけられる人は
もうきっといろんな目標を達成したり、成功したりしています。

これを読んでいる人は僕も含めてそれが出来ない(出来なかった)
から悩んでいるはずです。

だから自分の記憶力などを過信しないでください。

過信しているのであれば、何も変えられません。
現実を見なければ、いつまでも現実を動かすことはできません。

自分で行動しないまま、天からお告げがやってくることもないですし、
ラピュタみたいに可愛い女の子が降ってくることもない。
白馬に乗った王子さまがやってくることもありません。
(あるとするなら、合コンなどで白馬のかぶりものをかぶった男がくるくらいです笑)

 

目標を忘れなければ、自然と自分の判断・行動が目標を達成するものになっていきます。

そして、設定する目標が魅力的であればあるほど、その勢いは
加速していきます。

 

その目標の集合体が理想的な生き方となっていくのです。

 

今回も長くなってしまったので、魅力的な目標の設定方法については次回
お話していきたいと思います。

せっかく、ここまでの長文を読んでくれているので、
ぜひ自分の達成したい目標を改めて考えてみてください。

質問があれば、info@kota3846.jp またはコメントフォームに書き込んでください。できる限りお答えします。

 

読んでタメになったと思っていただけるのであれば、ぜひ行動に移してみてください。人生に目的地まで勝手に連れて行ってくれるエレベーターは無いのです。

1歩1歩しっかりと進んでいきましょう。
大変なように見えて、それが一番確実で早い方法ですから。

後編はこちら
http://kota3846.jp/blog/wp/?p=126

心に従っていては成功できない

年末ということもあるので、来年の目標設定の際にも活きるかなと思う
マインドセットについて話しをしたいと思います。

 

マインドセットの重要性はいろんな本やいろんな人が語ってるので今更感はありますが、自分なりに定義が曖昧なまま使ってたので、その部分をクリアにしていきつつ、読んでいるあなたにも役に立てばいいかなと思いながら書いていきます。

 

・自分の心を無視して、生き方に従う

 

マインドセットの話しをするといいながら、いきなり話しは脱線しますが(もちろん関係ありますよ)マインドセットと同じように、「自分の心に正直に」とか「自分のやりたいことだけやれば成功できる」という話しも、自己啓発書なんかによく登場しますよね。

 

一時期流行った引き寄せの法則とかもそう、自分の心に浮かんだ願望を望めば叶うと。

 

強く否定はしませんが、個人的にはハッキリ言って「??」って思うことが多いです。

だって、自分の心はめちゃくちゃ弱くて流されやすいから。苦笑

 

仕事をしてても、疲れたり、面倒くさくなったらサボりたくなるし、
やらなきゃいけないのはわかっていても、読みたい本、聴きたいCDに逃げちゃうこともあるし。明日でいいかなって思っちゃうことは頻繁にある。

 

それだけじゃなくネガティブな感情だってよく出てきます。

 

今回のサービスが売れなかったらどうしようとか、
クライアントが成果でなかったらどうしようとか、
好きな子に嫌われたらどうしようとか。

 

そんな弱くて頼りない心に素直に従ってたらきっと成功なんて夢のまた夢なんじゃないかと思うんです。

むしろ生きていくのすら辛くなるかも。

 

また、同じように自己啓発書などで多く語られるのが、

 

未来に過去は関係ない。
成功に過去は関係ない。

 

ということ。

 

実際に自分も過去のいじめの経験を克服したこともあって、それは間違いないと思っています。しかし誤解しないで欲しいと思うのが、過去は関係ないと言っても過去が消えるわけではない。ということです。

 

自分の心に従った判断は必ず過去の影響を受けます。
自分の人生を変えたい。理想的な生活をしたいと思ってる人は、今の自分の人生や生活に不満があるから、変えたいと願うわけですよね?

 

それなのに、自分の心に素直になろうとすれば、必ず過去の影響を受けることになる。

そうすれば、結局今までの自分の基準に合わせた判断をしてしまう。
だから素直に自分の心に従ってはいけないんです。

 

変えたいと思ってるのに、それに従ってるなんて

こんな大人にはなりたくないって思ってる人の言うことを聞くようなもんですから。
そりゃ変わらないですよ。

 

 

なんで脱線して「心は弱いとか」、「過去は消えない」話しをしたのかというと、
ここでマインドセットの話しに戻りますが、

 

マインドセット = マインドをセットする
っていうことですよね??

 

セットには「固定する」とか「向ける」っていう意味があります。

 

つまりマインドセットはマインドをある方向に向けたり固定すること
になるわけです。

 

つまり対象となるマインドをある方向に向けたり、固定するための存在が必要。
マインド、つまり心を自由にさせているわけじゃないんですよね。

 

だから心に素直になってもマインドセットは出来上がらない。

 

しっかりとした型にハメることでマインドがセットされ自分を変えることができると思うんです。

 

じゃあ、その型って何なんだ?って話しになりますが、

 

その型は

【理想的な生き方】

だと思います。

 

こう在りたい

 

そんな理想の生き方を具体的に考えてそれを型として心をそこにハメていくのです。

 

たとえば、
「1年以内に起業して年収1000万円を稼ぎたい」
そういう型で自分をハメたとしますよね。(ちょっと具体性に欠けますがあくまで例えなので)

 

自分の心は
「今日も会社の仕事が疲れたし、今日はお酒でも飲んでゆっくりしようかな。明日頑張ればいいし」と思ったとします。

 

ダイエットでもこんな心の声はよく出てきますよね。

自分の心に素直に従ったら

「お酒を飲んでゆっくりする」という選択をしてしまいます。

 

でも、1年以内に起業をするという型(生き方)に従えば
当然「もっともっと勉強することはあるはずだ。頑張ろう!」となるわけです。

 

心はその時の状況でかんたんにブレます。今まで大好きで応援したいって思ってるアイドルに恋人がいるって知っただけで、嫌いになったりする人もいるくらいですから・・・

 

かんたんにブレたり、迷ったり、悩んだりする心に従ってたら何も変わりません。
でも生き方に従えば、心がどんなにブレてても取るべき行動はすぐに決まります。

 

だから、自分を変えるには心に素直に従うのではなく、生き方を変えることが重要なんです。

 

・魅力的な型を作る

心は従順なペットではありません。いろんなことに興味を示す赤ちゃんのような存在なのかもしれません。常にいろんな方向に興味を持ってふらふらする。

 

だからこそ、自分でハメる型は魅力的なものでなければいけません。
抽象的だったり、魅力的じゃなければ、すぐに心はふらふらしてしまう。

 

多くの人が変われないない理由はここにあると思います。

たとえば、

「来月までに5kg痩せる」という目標があったとします。
その目標が何のためにあるのか、その「何」が魅力的じゃなければ、心はふらふらしてしまい、成功しないと思います。

 

また
「幸せな生活をする」こんな目標を掲げる人もいますが、これは抽象的すぎて、型がゆるゆるだから心があっちへ行ったり、こっちへ行ったりすることを制御できない。

 

マインドをセットする型は具体的にイメージできて魅力的なものでなければいけません。

 

じゃあ、どうすればそんな型を作ることができるのか?

 

少し長くなったので具体的な方法に関しては次回お話ししてみようと思います。

 

僕は、コーチでもカウンセラーでもなく、コンサルタントでありコピーライターです。
なのでコピーライターの視点で考える魅力的な型(マインドセット)の作り型をお話しできるのではないかと思います。

 

今日の話しで大切なのは、かんたんにブレたり迷ったりする自分の心に素直に従ったって自分を変えることは難しい。

従うのは心ではなく、セットした型、つまり生き方に従うこと。

 

自分も心に従って判断してた時はありますが、そうすると「あれも、これも」とやりたいことが目につきすぎて結局何も進まなかったんですよね・・・