【僕だけがいない街】

僕は、自分に対していつも

「無価値である」

そう思いながら日々を過ごしています。

もちろん巷に溢れる、

自分の存在自体に価値があるという考え方や自己愛が大切だ、
という考えを否定するつもりはありません。

 

ただ僕自身が、自分自身の存在そのものに価値があると考えることが出来ないのです。世界人口は70億人を超えてますが、この数は世界中の牛の頭数の約4倍です。

 

牛には、大好きな人と同じほどの価値を感じないのに、70億分の1の自分の存在自体に価値があるとは到底思えないのです。

 

たとえば、

僕が世の中に対して一言文句を言ったとしても、世界は今までと変わらず、動き続けるし、

好きな人に対して「好き」と言っただけで、惚れてもらえるとも思っていない。

他に対して今までとの違いを生み出すことができなければ価値がないのと同じこと。

 

だから、世の中を見て、自分の頭で考えて、自分の言葉や行動で語る。

 

つまり、言動で示し続けることしか無価値の自分を価値のある存在に変えることはできないと思うんです。

 

何もしなければ、無価値な存在だからこそ、自分の想いを語り、相手に出来る限り与える。そうして生み出されたもので自分の価値に気づくことができるのです。

 

認識は他との違いから生まれます。つまり、価値も他との違いからしか認識することができないのです。

 

だからこそ、
自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の言葉や行動で語る。

 

そうすることで他者と自分の違いがだんだんと浮き彫りになり、違いがあれば、その違いに価値が生まれるのです。

 

【僕だけがいない街】

 

自分がいなくても、世の中が変わらず回っていって、好きな人たちが幸せをつかむことができる世界は、「絶望」なんかじゃなくて、「希望」だと思います。

 

自分が何をしたって大切な人たちは幸せになれると思えるなら、素直に自分の与えられるもの、やりたいことに素直に向き合えるから。

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P.S 僕だけがいない街、このマンガは読んだことがないので、どんなストーリーかは知りません。苦笑
あくまでタイトルのイメージだけ使わせてもらってます。

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