【ビジネスと恋愛】〜自分に提供できる価値はあるのか?〜

今日は、ビジネスについて僕なりの考えを話してみたいと思います。

 

ビジネスとは、

「提供した(する)価値」に対して「対価」を受け取る行為のことです。

 

では、価値とは何か。
価値はどこから生まれるのか。

 

これは「人」と「人」の間にある違いから生まれてきます。

 

たとえば、CMで大型のTVで家族が幸せそうにしてる映像を見て

「ああーこんな生活をしたいな」

そんな風に憧れて大型TVが欲しいと思って買ったり、

 

TVで芸能人が海外旅行を楽しんでる映像を見て、

「自分も海外旅行をしてみたいな」

と海外旅行に行ってみたり。

 

このように人との違いから生まれる

「こんな生活がしたい」
「こんな人になりたい」

というような憧れに価値が生まれるのです。

 

憧れを生んで、価値を感じてもらい、それを手にいれるための物や体験、方法を販売して対価を受け取る。

 

ざっくりと言うと、これがビジネスのおおまかな流れになります。

 

で、自分が【価値を提供する】ということを考えると、とたんに躊躇してしまう人が多いです。

 

これは自分自身も経験してるのでわかります。

 

知識を本やインターネットから得たのに、自分の価値として提供することに抵抗を感じたり。

 

自分が知ってることは他の人も当然のように知ってることなんじゃないかと思ったり。

 

自分が教わった人と同じレベルの情報を提供しなければいけないような気がしたり。

 

そもそも、自分よりも詳しい人や結果を出している人がいることも知っているから、自分が教えるよりもその人から教わった方がいいんじゃないか、そう思ったり。

 

でも、よく考えてみてください。

 

足し算は、僕たち大人にとっては知ってて当然の考え方ですが、小さな子どもにとっては、それこそ新しい世界を知れるくらい衝撃的な考えなわけです。

 

しかも、子どもに足し算を教えるのに、数学者じゃなきゃ教えちゃいけないわけじゃないですよね?

 

足し算だけじゃなくて、部活動やバイトでも同じです。

何かを教えることは顧問やコーチ、店長じゃなければいけないわけでもないし、その人たちが教えなければ価値がないわけでもありません。

 

どんな人でも、
【自分より先輩もいれば、自分より後輩もいる】

 

だから、自分より後輩の人にわかりやすく教えることを意識して価値を提供していけばいいんです。

 

自分で解決方法を知っている先輩に対して発信するのは、大人に足し算を教えるようなものですから 笑
(もちろん結果的に新しい考え方を発信して自分より先輩の人たちに価値を感じてもらえる場合もあります)

 

そして、自分より後輩に価値を提供することを考えるときに必ず意識してほしいこと。

それは
「その人を好きになること」です。

 

後輩に何か指導をした経験がある人ならわかると思いますが、

 

「なんでこんなこともわかんないの!」
とか
「何回同じこと言わせるの?」

って思った経験があると思います。

 

でも、お客さんにそれをやったら一発で離れていきますよね。
それに、自分もだんだんしんどくなっていくだけ。

 

僕はビジネスは恋愛と同じだなーと思っていて。

 

好きであるからこそ、
真剣に向き合って、
真剣に考えて、
うまくいかないところも受け入れる優しさを持てる。

 

好きでもない人にわがまま言われたらムカつくだけですけど、

 

好きな人だったら
「もうー。しょうがないなー」ってなりますよね。

 

そして相手のことが好きだからこそ、自分の価値を高め続ける努力も苦じゃないし、相手にどうすれば伝わるか考える作業も辛くない。

 

相手を好きになるためには、相手を理解しようとし続けること。
100%理解した。なんて日は一生こないけれど、
それでも100%理解しようとし続ける。

 

その繰り返しがビジネスをうまく続けていくコツだと思います。
もちろん、恋愛と同じで束縛をしたり、去ろうとしている相手を無理やり引きとめようとし始めると絶対うまくいきませんよ。

 

来るものはちょっと選んで受け入れる。笑
(恋愛の場合は、めちゃめちゃ選びますが)
そして去る者は追わない。
(恋愛の場合は、ちょっと追っちゃうときも・・・笑)

 

このことを意識しながら、
お客さんのことを好きになって、
理解しようとし続け、自分が提供できる価値を高め続ける。

 

それを続けていればビジネスはうまくいくと僕は考えています。

 

P.S 自分が提供できる価値が◯◯さんより劣ってると思ってても、恋愛と一緒で自分をしっかり出せていれば、あなたから教わりたいって人は必ずいますから。

 

 

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