どうも、宮城です。
また、少し更新の間隔があいてしまいました、、、
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(アカウント:@starjet_kota)
最近、僕のTwitterでは勝手にキングコングの西野さんの企画を宣伝させていただいてるんですが、
その西野さんが面白いことを言っていたので、今日はそれについての僕なりの考察を話していきたいと思います。
で、どんな発言をしていたのかというと
“SNSやYouTubeやニコ生やツイキャスの登場で活動(発信)しやすくなった時代が今で、純粋なお客さんは減り、セカンドクリエイターが増えた為、クリエイターに求められるのは「お客さん」と「セカンドクリエイター」両方に刺さるコンテンツだと僕は考えております。”
この発言の中にセカンドクリエイターという言葉が出てきていますが、
西野さんの定義では、
“お客さんなんだけど、表現に参加したい人”
これがセカンドクリエイターとのことです。
ラジオのハガキ職人みたいな人がセカンドクリエイターのようですね。
では、なぜセカンドクリエイターに届くようなコンテンツ作りが必要なのか?
僕なりの解釈を交えながら話していきたいと思います。
まず重要になってくるのが「お客さんが減ってきた」ということです。
そもそも、お客さんが減っていなければ、セカンドクリエイターに刺さるコンテンツを作る必要性もないですからね。
お客さんが減った理由、もちろん景気の後退も理由としてあるでしょうが、それよりも趣味が多様化したことが大きな原因になっていると僕は考えています。
インターネットの発達で自分の好きな情報だけを速く深く知ることができるようになったため、興味あることだけを追求しやすい環境になったのです。
そうすると、必然的に新しい出会いが減る。
お笑い好きはお笑いの情報には詳しくなるけど、それ以外の情報には疎くなる。
音楽好きは音楽の情報に詳しくなるけど、それ以外の情報には疎くなる。
こんな状況になっているのです。
だってそうですよね?
自分が好きなものの情報をかんたんに知ることができるのに、わざわざ、あまり興味のない情報を知ろうなんて思いませんよね。
今までであれば、テレビや雑誌などから、自分にとって興味が薄い情報も入ってくることが多かったけれど、テレビや雑誌離れも進み、そんな機会も少なくなっています。
自分にとって興味が薄い情報は入ってこなくなった、その結果新しいお客さんが集まりにくくなり、相対的にお客さんの数が減る原因となっているのです。
じゃあ、どうすればいいのか?
そんな時に登場してくるのが西野さんの言うセカンドクリエイターの存在です。
セカンドクリエイターが関わり、情報を発信するようになると、クリエイター本人だけでは届かなかった人に情報が届くようになります。
なぜ、そうなるのか。
(できれば、自分なりに理由を考えてみてから先をお読みください)
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どうですか?考えました?笑
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じゃあ、僕の考えを言います。
その理由は、
“切り口や視点が変わることで、違う層に届くようになる”
というのが理由だと思っています。
例えば、キングコングの西野さんを例にお話しすると、本人が発信することで情報を届けることができる層の多くは「お笑い」が好きな人です。それ以外の趣味を持つ人には中々届けることはできません。
でも、セカンドクリエイターが関わってくると状況は変わります。
なぜかというと多くの人は、趣味や好きなものは1つでは無いからです。
「お笑い」と「音楽」が好きな人もいれば
「音楽」と「映画」が好きな人もいる
「ビジネス」と「哲学」が好きな人もいる。
SNSのフォロワーは友人だけでなく、趣味趣向などに共感したつながりもあります。
例えば、お笑い好きな人にしか届かなかった西野さんの情報が
「お笑い」と「音楽」が好きな人に届き、その人がそれを自分なりの言葉で広めていったとします。
そうすれば、「音楽」が好きな人にも届くようになりますよね。
このようにクリエイターが発信するコンテンツをセカンドクリエイターが間に入り広めていくことにより、ただ情報が広がるだけではなく、伝わりやすい表現、興味を引きやすい表現で届けることができるようになるのです。
僕がセカンドクリエイターに届けることが大切という話を聞いたときに思いついたのは、細かい話を除けばこんな感じのことです。(違ってたらどうしよう苦笑)
で、ここで今回のタイトルにあるもう一つの言葉
「トランスレイター」の話をしていきましょう。
トランスレイター=翻訳者のことです
(翻訳者と書かなかったのは、英語で揃えたかったからだけです笑)
僕は、今後ビジネスをしている人にとって重要になる能力は「翻訳能力」だと前々から感じています。
ここで言う、翻訳能力とは、外国語を日本語に翻訳するを能力じゃなく、
“切り口を変えて伝える能力”です。
それぞれの業界には専門用語や、その業界特有の常識があります。
これは仕事だけでなく、趣味の世界も同じです。
少し極端な言い方をすれば、
それぞれ違う言語で話しているようなものです。
自分と同じ言語を話す人だけに語っていては、多くの人に届けることができない。
だから、同じ商品やサービス、企画を視点や切り口を変えて別の言語を話している人に伝えることがとても大切になるのです。
そうすることで、より多くの人に届けることが可能になります。
そして切り口を変えて伝えることを意識することで、自分でも気づかなかった魅力に気づくこともできますし、
お笑いからビジネスを語ったり、ビジネスから音楽を語ったり、完全なオリジナルを生むことが難しい現代で自分なりの色を出していくことができるのです。
これが僕の考える翻訳能力です。
最後に、キングコングの西野さんがこの夏、東京で行う個展「おとぎ町ビエンナーレ」の中で、セカンドクリエイター時代というテーマでワークショップを行います。
ぜひ、
それにも参加してみてください。
http://wesym.com/ja/projects/nishino/
僕も当日参加します!!
参加してくれた方、西野さんの企画の応援をしてくれた方に、ワークショップ参加後、僕なりの感想や解説を加えたレポートを配ろうかと考えてます。
欲しい人がいればTwitterの方に連絡いただけると嬉しいです。
お前、痛いよ。
いや〜そうなんですよ。。。
自分でも、そう思います。苦笑
でも、そういう生き方を選んでるんで、そう思われてもいいかなーって思ってますよ