今年のJR skiskiのコピーは「答えは雪に聞け」、一昨年は「青春は、純白だ」去年は「ぜんぶ、雪のせいだ」去年とおととしのコピーには、女の子っぽさ、可愛らしさが感じられたけど、今年のコピーはそれがなくて言葉が強い印象があるから、イマイチぴんと来ないんですよね。
最初は今年のイメージモデルの目もとのアップに「答えは雪に聞け」のコピーというポスターだったから注目を集めたけど、もう、モデルも発表されたし、これからどれだけインパクトが生めるか少し疑問です。
いっその事、スキーリゾートがある駅だけ、モデルが誰かわかるポスターにしたら面白かったかもしれないですね。
さっき紹介したJRの広告などを含めて、ちょっと言葉を変えるだけで印象が大きく変わるってことがよくある。
やっぱり言葉の力ってすごく大きい。それを改めて感じている。
で、最近思うのが言葉が可能性の扉を開け閉めしてるってこと。
「自分はできる」って口にするだけで、少しはできそうな気がするし
「自分には無理だ」って口にすれば、無理な気がしてくる。
これは、実績などの証拠があるかどうかは関係なくて、ただ言葉を口にするだけでも気持ちは変わってくる。
でも、言葉とか口癖で人生が変わるっていうのは、多くの自己啓発書とか成功法則本みたいなものに書かれている。でも、実際に変わっていない人が多い。
それはなぜか??
理由は
【言葉とイメージのピントが合っていないから】
例えば、多くの人が
「お金持ちになりたい」とか「自由な暮らしをしたい」とか「幸せなくらしをしたい」みたいな夢を語るけど、
じゃあお金持ちってどういう状態??って聞いてもしっかりと答えることができない。
これは自由とか幸せという言葉に対しても言えること。
抽象的な言葉やイメージしか持っていなくて、それを夢だと思い込んでる。
そしてそれを語っている本人もどういう状態を指しているのかわかっていない。それじゃあ実現するわけないし、仮に奇跡でも起きて実現したとしても気づくことさえできないと思うんです。
だから結局は周りに流されて、自分じゃなくて他人の人生を生きることになる。
でも、言葉はピントをしっかり合わせさえすれば自分を動かす大きなエネルギーになる。
そう考えると、嘘つきは泥棒の始まりって言葉も間違いで
「嘘つきは成功の始まり」
この方がしっくりくると思う。
例えば、「一生幸せにします」みたいなプロポーズだってはっきり言って嘘だと思うんです。
もちろん、気持ちに嘘があるってことじゃなくて、過去の実績とかその言葉を支える根拠がないって意味での嘘です。
自分が望む未来に対して希望を込めて嘘をつく、そしてそれを必死になって実現する。自分にとって理想の人生を過ごすなら、最初に嘘をついてそれを必死に実現する。これを繰り返すことが大切だと思う。
まずは自分の理想についてしっかり語れるように改めて考えて言葉にしてみてはどうですか?
もちろん人間ですから、最初はうまく言葉にできないかもしれないけど、定期的に繰り返すだけで自分のやりたいこと、やるべきことが明確になっていきますよ。
途中で変わったって全然いいんです。