明けましておめでとうございます。
宮城です。
前回の投稿では
成功するためには、心に従ってはいけない。
従うのは心ではなく、マインドセット、つまり理想的な生き方に従う必要がある
ということをお話ししました。
ぜひ、前回の投稿(http://kota3846.jp/blog/wp/?p=122)
を読んでから読み進めてもらえれば、より理解が深まると思います。
今回は、マインドセットの作り方についてお話ししたいと思います。
本題に進んで行く前に、
なぜ多くの人が目標を達成することができないのか?
あなたの経験なども思い出しながら考えてみてください。
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そろそろいいでしょうか?
目標を達成できない最大の理由、それは
「目標そのものを忘れてしまう」
これが達成できない最大の理由です。
例えば、新年に
「5kgのダイエットをする」
「30万円貯金をする」
「副業で月収10万円稼ぐ」
などの目標を決めたとします。
目標を決めたその日や翌日はまだ食事を減らしたり、無駄遣いを止めたり、
具体的な行動をしていると思います。
しかし、だんだんと日が経つにつれ、その目標を忘れてしまい、
日常に流され目標を達成することなく、気づけば数ヶ月、
1年と過ぎていく。こんな経験はないでしょうか?
忘れてしまったら自分の判断・行動に影響を及ぼすことはできません。
目標を達成させるためには、目標を忘れないことが重要です。
まずこれを大前提として覚えておいてください。
では、目標を忘れないためにはどうすればいいか?
よく言われるのは、紙に書いて目に触れるところにおいておく
というものです。
これは非常に重要なことなので、ぜひ実践していただきたいのですが、
これだけでは不十分です。
先ほど例にあげた
「5kgのダイエットをする」
「30万円貯金をする」
「副業で月収10万円稼ぐ」
このような目標ではモチベーションが続きません。
なぜか?
目標が「目的」ではなく「手段」になっているからです。
1つ例え話をしたいと思います。
たとえば、新しい掃除機を購入するときに
「消費電力400W」
「集じん容積0.4L」
みたいなスペックを見ても
うぉ〜このスペックはヤバい!!
このスペックなら絶対に買いだな!!
って興奮しないですよね?
これで興奮するのはその分野のマニアだけです。笑
それと同じで手段を目標にして達成できるのは、
ストイックな人、ある意味ドMの人ですね。
僕も含め、普通の人には達成することができません。
では、商品を欲しいと思うときはどんな時なのか
それは
スペックではなく、
自分の目的が達成できるかどうか。
です。
掃除機の話でいえば、
「布団のダニやハウスダストも吸い込むので、お子さんのアレルギー対策に」
とか
「コードレスなので、コンセントが届かない場所もラクラク掃除可能」
などのように、スペックではなく顕在化しているニーズ、潜在化しているニーズを満たしてくれる。つまり自分の目的が達成されるのかどうかが重要なのです。
つまり、目標の話で言えば、
「5kgのダイエットをする」
「30万円貯金をする」
「副業で月収10万円稼ぐ」
のような手段ではなく、なぜそれをしようと思ったのか?
その結果何を得たいのか、という目的の部分が大切なのです。
たとえば、
5kgダイエットすることによって自分に自信を持ちたいのか。
モデルになりたいから、5kg痩せたいのか。
モテるようになりたいから5kg痩せたいのか。
などの目的にフォーカスしなければいけません。
手段だけにフォーカスしていては、いつしか
「なんでそれをしたかったんだっけ?」
という目的自体を忘れてしまいます。
そして目標が達成できないまま時間がどんどん過ぎてしまうのです。
目標を達成する、自分を変化させるためのモチベーションの源泉は
達成したい目的にあります。
その目的を忘れなければ、自然と目標達成に向かう行動を取ることができます。
そして多くの人が勘違いをしている部分になりますが、
目的さえ達成すれば手段は問わないのです。
もちろん、マンガや映画に出てくるような、相手を傷つけても
目的を達成しろって意味ではないですよ。笑
たとえば、
「恋人と旅行をする」
という目的があったとします。
それを達成するために、節約をするという手段を選択して
いたとしても、途中で「副業で稼ぐ」という手段にシフトしたり、
「仕事の業績を上げてボーナスの額を増やす」という手段をとっても
いいということです。
「恋人と旅行をする」
という目的さえ達成すればいい。
人の気持ちは常に変わるものです。
多くの人は手段にこだわり続けるばかりに
「なんだかなー」
と思いながらも無理して続けようとして、しんどくなる。
そして、どうせ自分には無理と自己否定に走ってしまう。
手段はその時に応じて柔軟に変えてもいいんです。
なぜ、それを達成させたいのか?
その目的を目標とし、忘れないように紙に書いて、
自分の目に触れる場所に置いて何度も見返してください。
そして、必要であればその目的すらもどんどん変えていってください。
今の自分と半年後の自分は考え方や生き方が変わっていて当然ですから。
よく自分にとって本当に重要なことなら、
紙に書かなくたって忘れない。
こんなことを言う人がいます。
それは確かにその通りかもしれません。
ただ、そんな目標を見つけられる人は
もうきっといろんな目標を達成したり、成功したりしています。
これを読んでいる人は僕も含めてそれが出来ない(出来なかった)
から悩んでいるはずです。
だから自分の記憶力などを過信しないでください。
過信しているのであれば、何も変えられません。
現実を見なければ、いつまでも現実を動かすことはできません。
自分で行動しないまま、天からお告げがやってくることもないですし、
ラピュタみたいに可愛い女の子が降ってくることもない。
白馬に乗った王子さまがやってくることもありません。
(あるとするなら、合コンなどで白馬のかぶりものをかぶった男がくるくらいです笑)
目標を忘れなければ、自然と自分の判断・行動が目標を達成するものになっていきます。
そして、設定する目標が魅力的であればあるほど、その勢いは
加速していきます。
その目標の集合体が理想的な生き方となっていくのです。
今回も長くなってしまったので、魅力的な目標の設定方法については次回
お話していきたいと思います。
せっかく、ここまでの長文を読んでくれているので、
ぜひ自分の達成したい目標を改めて考えてみてください。
質問があれば、info@kota3846.jp またはコメントフォームに書き込んでください。できる限りお答えします。
読んでタメになったと思っていただけるのであれば、ぜひ行動に移してみてください。人生に目的地まで勝手に連れて行ってくれるエレベーターは無いのです。
1歩1歩しっかりと進んでいきましょう。
大変なように見えて、それが一番確実で早い方法ですから。