目標達成するためのマインドセットの作り方〜前編〜

明けましておめでとうございます。

宮城です。

前回の投稿では
成功するためには、心に従ってはいけない。

従うのは心ではなく、マインドセット、つまり理想的な生き方に従う必要がある
ということをお話ししました。

ぜひ、前回の投稿(http://kota3846.jp/blog/wp/?p=122
を読んでから読み進めてもらえれば、より理解が深まると思います。

今回は、マインドセットの作り方についてお話ししたいと思います。

本題に進んで行く前に、
なぜ多くの人が目標を達成することができないのか?
あなたの経験なども思い出しながら考えてみてください。

 

・・・・

 

・・・・

 

・・・・

 

そろそろいいでしょうか?

目標を達成できない最大の理由、それは

「目標そのものを忘れてしまう」

これが達成できない最大の理由です。

 

 

例えば、新年に

「5kgのダイエットをする」

「30万円貯金をする」

「副業で月収10万円稼ぐ」

などの目標を決めたとします。

目標を決めたその日や翌日はまだ食事を減らしたり、無駄遣いを止めたり、
具体的な行動をしていると思います。

しかし、だんだんと日が経つにつれ、その目標を忘れてしまい、
日常に流され目標を達成することなく、気づけば数ヶ月、
1年と過ぎていく。こんな経験はないでしょうか?

 

忘れてしまったら自分の判断・行動に影響を及ぼすことはできません。
目標を達成させるためには、目標を忘れないことが重要です。

まずこれを大前提として覚えておいてください。

 

では、目標を忘れないためにはどうすればいいか?

よく言われるのは、紙に書いて目に触れるところにおいておく
というものです。

これは非常に重要なことなので、ぜひ実践していただきたいのですが、
これだけでは不十分です。

 

先ほど例にあげた
「5kgのダイエットをする」

「30万円貯金をする」

「副業で月収10万円稼ぐ」

このような目標ではモチベーションが続きません。

 

なぜか?

 

目標が「目的」ではなく「手段」になっているからです。

 

1つ例え話をしたいと思います。

たとえば、新しい掃除機を購入するときに
「消費電力400W」
「集じん容積0.4L」
みたいなスペックを見ても

うぉ〜このスペックはヤバい!!
このスペックなら絶対に買いだな!!
って興奮しないですよね?

これで興奮するのはその分野のマニアだけです。笑

それと同じで手段を目標にして達成できるのは、
ストイックな人、ある意味ドMの人ですね。

 

僕も含め、普通の人には達成することができません。

では、商品を欲しいと思うときはどんな時なのか

 

それは

スペックではなく、
自分の目的が達成できるかどうか。

です。

 

掃除機の話でいえば、

「布団のダニやハウスダストも吸い込むので、お子さんのアレルギー対策に」
とか
「コードレスなので、コンセントが届かない場所もラクラク掃除可能」

などのように、スペックではなく顕在化しているニーズ、潜在化しているニーズを満たしてくれる。つまり自分の目的が達成されるのかどうかが重要なのです。

 

つまり、目標の話で言えば、

「5kgのダイエットをする」

「30万円貯金をする」

「副業で月収10万円稼ぐ」

のような手段ではなく、なぜそれをしようと思ったのか?
その結果何を得たいのか、という目的の部分が大切なのです。

 

たとえば、

5kgダイエットすることによって自分に自信を持ちたいのか。
モデルになりたいから、5kg痩せたいのか。
モテるようになりたいから5kg痩せたいのか。

などの目的にフォーカスしなければいけません。

 

手段だけにフォーカスしていては、いつしか

「なんでそれをしたかったんだっけ?」

という目的自体を忘れてしまいます。
そして目標が達成できないまま時間がどんどん過ぎてしまうのです。

 

目標を達成する、自分を変化させるためのモチベーションの源泉は
達成したい目的にあります。

 

その目的を忘れなければ、自然と目標達成に向かう行動を取ることができます。

 

そして多くの人が勘違いをしている部分になりますが、
目的さえ達成すれば手段は問わないのです。

もちろん、マンガや映画に出てくるような、相手を傷つけても
目的を達成しろって意味ではないですよ。笑

 

たとえば、

「恋人と旅行をする」

という目的があったとします。

それを達成するために、節約をするという手段を選択して
いたとしても、途中で「副業で稼ぐ」という手段にシフトしたり、
「仕事の業績を上げてボーナスの額を増やす」という手段をとっても
いいということです。

「恋人と旅行をする」
という目的さえ達成すればいい。

 

人の気持ちは常に変わるものです。

多くの人は手段にこだわり続けるばかりに

「なんだかなー」

と思いながらも無理して続けようとして、しんどくなる。
そして、どうせ自分には無理と自己否定に走ってしまう。

手段はその時に応じて柔軟に変えてもいいんです。

 

なぜ、それを達成させたいのか?

 

その目的を目標とし、忘れないように紙に書いて、
自分の目に触れる場所に置いて何度も見返してください。

そして、必要であればその目的すらもどんどん変えていってください。
今の自分と半年後の自分は考え方や生き方が変わっていて当然ですから。

 

よく自分にとって本当に重要なことなら、
紙に書かなくたって忘れない。

こんなことを言う人がいます。

それは確かにその通りかもしれません。

ただ、そんな目標を見つけられる人は
もうきっといろんな目標を達成したり、成功したりしています。

これを読んでいる人は僕も含めてそれが出来ない(出来なかった)
から悩んでいるはずです。

だから自分の記憶力などを過信しないでください。

過信しているのであれば、何も変えられません。
現実を見なければ、いつまでも現実を動かすことはできません。

自分で行動しないまま、天からお告げがやってくることもないですし、
ラピュタみたいに可愛い女の子が降ってくることもない。
白馬に乗った王子さまがやってくることもありません。
(あるとするなら、合コンなどで白馬のかぶりものをかぶった男がくるくらいです笑)

 

目標を忘れなければ、自然と自分の判断・行動が目標を達成するものになっていきます。

そして、設定する目標が魅力的であればあるほど、その勢いは
加速していきます。

 

その目標の集合体が理想的な生き方となっていくのです。

 

今回も長くなってしまったので、魅力的な目標の設定方法については次回
お話していきたいと思います。

せっかく、ここまでの長文を読んでくれているので、
ぜひ自分の達成したい目標を改めて考えてみてください。

質問があれば、info@kota3846.jp またはコメントフォームに書き込んでください。できる限りお答えします。

 

読んでタメになったと思っていただけるのであれば、ぜひ行動に移してみてください。人生に目的地まで勝手に連れて行ってくれるエレベーターは無いのです。

1歩1歩しっかりと進んでいきましょう。
大変なように見えて、それが一番確実で早い方法ですから。

後編はこちら
http://kota3846.jp/blog/wp/?p=126

心に従っていては成功できない

年末ということもあるので、来年の目標設定の際にも活きるかなと思う
マインドセットについて話しをしたいと思います。

 

マインドセットの重要性はいろんな本やいろんな人が語ってるので今更感はありますが、自分なりに定義が曖昧なまま使ってたので、その部分をクリアにしていきつつ、読んでいるあなたにも役に立てばいいかなと思いながら書いていきます。

 

・自分の心を無視して、生き方に従う

 

マインドセットの話しをするといいながら、いきなり話しは脱線しますが(もちろん関係ありますよ)マインドセットと同じように、「自分の心に正直に」とか「自分のやりたいことだけやれば成功できる」という話しも、自己啓発書なんかによく登場しますよね。

 

一時期流行った引き寄せの法則とかもそう、自分の心に浮かんだ願望を望めば叶うと。

 

強く否定はしませんが、個人的にはハッキリ言って「??」って思うことが多いです。

だって、自分の心はめちゃくちゃ弱くて流されやすいから。苦笑

 

仕事をしてても、疲れたり、面倒くさくなったらサボりたくなるし、
やらなきゃいけないのはわかっていても、読みたい本、聴きたいCDに逃げちゃうこともあるし。明日でいいかなって思っちゃうことは頻繁にある。

 

それだけじゃなくネガティブな感情だってよく出てきます。

 

今回のサービスが売れなかったらどうしようとか、
クライアントが成果でなかったらどうしようとか、
好きな子に嫌われたらどうしようとか。

 

そんな弱くて頼りない心に素直に従ってたらきっと成功なんて夢のまた夢なんじゃないかと思うんです。

むしろ生きていくのすら辛くなるかも。

 

また、同じように自己啓発書などで多く語られるのが、

 

未来に過去は関係ない。
成功に過去は関係ない。

 

ということ。

 

実際に自分も過去のいじめの経験を克服したこともあって、それは間違いないと思っています。しかし誤解しないで欲しいと思うのが、過去は関係ないと言っても過去が消えるわけではない。ということです。

 

自分の心に従った判断は必ず過去の影響を受けます。
自分の人生を変えたい。理想的な生活をしたいと思ってる人は、今の自分の人生や生活に不満があるから、変えたいと願うわけですよね?

 

それなのに、自分の心に素直になろうとすれば、必ず過去の影響を受けることになる。

そうすれば、結局今までの自分の基準に合わせた判断をしてしまう。
だから素直に自分の心に従ってはいけないんです。

 

変えたいと思ってるのに、それに従ってるなんて

こんな大人にはなりたくないって思ってる人の言うことを聞くようなもんですから。
そりゃ変わらないですよ。

 

 

なんで脱線して「心は弱いとか」、「過去は消えない」話しをしたのかというと、
ここでマインドセットの話しに戻りますが、

 

マインドセット = マインドをセットする
っていうことですよね??

 

セットには「固定する」とか「向ける」っていう意味があります。

 

つまりマインドセットはマインドをある方向に向けたり固定すること
になるわけです。

 

つまり対象となるマインドをある方向に向けたり、固定するための存在が必要。
マインド、つまり心を自由にさせているわけじゃないんですよね。

 

だから心に素直になってもマインドセットは出来上がらない。

 

しっかりとした型にハメることでマインドがセットされ自分を変えることができると思うんです。

 

じゃあ、その型って何なんだ?って話しになりますが、

 

その型は

【理想的な生き方】

だと思います。

 

こう在りたい

 

そんな理想の生き方を具体的に考えてそれを型として心をそこにハメていくのです。

 

たとえば、
「1年以内に起業して年収1000万円を稼ぎたい」
そういう型で自分をハメたとしますよね。(ちょっと具体性に欠けますがあくまで例えなので)

 

自分の心は
「今日も会社の仕事が疲れたし、今日はお酒でも飲んでゆっくりしようかな。明日頑張ればいいし」と思ったとします。

 

ダイエットでもこんな心の声はよく出てきますよね。

自分の心に素直に従ったら

「お酒を飲んでゆっくりする」という選択をしてしまいます。

 

でも、1年以内に起業をするという型(生き方)に従えば
当然「もっともっと勉強することはあるはずだ。頑張ろう!」となるわけです。

 

心はその時の状況でかんたんにブレます。今まで大好きで応援したいって思ってるアイドルに恋人がいるって知っただけで、嫌いになったりする人もいるくらいですから・・・

 

かんたんにブレたり、迷ったり、悩んだりする心に従ってたら何も変わりません。
でも生き方に従えば、心がどんなにブレてても取るべき行動はすぐに決まります。

 

だから、自分を変えるには心に素直に従うのではなく、生き方を変えることが重要なんです。

 

・魅力的な型を作る

心は従順なペットではありません。いろんなことに興味を示す赤ちゃんのような存在なのかもしれません。常にいろんな方向に興味を持ってふらふらする。

 

だからこそ、自分でハメる型は魅力的なものでなければいけません。
抽象的だったり、魅力的じゃなければ、すぐに心はふらふらしてしまう。

 

多くの人が変われないない理由はここにあると思います。

たとえば、

「来月までに5kg痩せる」という目標があったとします。
その目標が何のためにあるのか、その「何」が魅力的じゃなければ、心はふらふらしてしまい、成功しないと思います。

 

また
「幸せな生活をする」こんな目標を掲げる人もいますが、これは抽象的すぎて、型がゆるゆるだから心があっちへ行ったり、こっちへ行ったりすることを制御できない。

 

マインドをセットする型は具体的にイメージできて魅力的なものでなければいけません。

 

じゃあ、どうすればそんな型を作ることができるのか?

 

少し長くなったので具体的な方法に関しては次回お話ししてみようと思います。

 

僕は、コーチでもカウンセラーでもなく、コンサルタントでありコピーライターです。
なのでコピーライターの視点で考える魅力的な型(マインドセット)の作り型をお話しできるのではないかと思います。

 

今日の話しで大切なのは、かんたんにブレたり迷ったりする自分の心に素直に従ったって自分を変えることは難しい。

従うのは心ではなく、セットした型、つまり生き方に従うこと。

 

自分も心に従って判断してた時はありますが、そうすると「あれも、これも」とやりたいことが目につきすぎて結局何も進まなかったんですよね・・・

いちばんここに似合う人

自分を変えたい!

そう思っても、なかなか行動できないことがある。

 

ダイエットをしようと思っても、ついついお菓子を食べちゃったり、
毎日本を読もうと決めても、ついyoutubeを見ちゃったり。。。

 

自分の意思で行動を変えるのって、なかなか大変ですよね。

そんな時、自分が意識してるのは、

 

【特定の誰かのそばにいるのに相応しい自分】

をイメージすること。

 

特定の誰かは

好きな人でもいいし、
憧れの芸能人でもいいし、
自分が「こんなクライアントと仕事をしたいな」と思う人でもいい。

 

やっぱり人って自分に甘いじゃないですか
(自分に甘いのは僕だけじゃないですよね・・・苦笑)
体が勝手に動いてしまうような強い動機がない限りは自分1人の意思の力で何かを変えることは基本的に難しいと思うんです。

 

決断したのに続けることができなくて自分をさらに嫌いになってしまう。そして最終的に行動することを止めてしまう。そんな悪循環にならないように、他人を利用して自分を行動に奮い立たせるんです。

 

【特定の誰か】は、自分にとって理想的であればあるほど効果は高いです。

 

人は他と比較をすることで、自分を認識できます。
その性質も利用して、そばにいるのに相応しいのかどうかを意識し続けるんです。

そうすれば、自然と行動が変わってきます。

 

気をつけなければいけないのは、最終的にその人のそばにいれるのかどうかは考えないこと。

 

それを意識し始めると
「どうせ、わたしなんて・・・」って考えが浮かんできて結局行動できなくなったりしますから。。。
ただ、純粋に自分にとって理想的な人のそばにいるのに相応しい自分を意識するだけ。

 

何をすべきかなどの具体的な行動を考えるのは後からで大丈夫です。

まずは意識することだけを続けてみてください。

 

意識してるだけで、何が足りないのか自然とわかるようになってきますから。
そうすれば自然とその行動を選択するようになっていきます。
その小さな積み重ねを繰り返すことで、気づいたら自分が大きく変化してるはずです。

 

「なかなか行動を変えられないんだよな〜」

そう考えてる人はぜひ、試してみてください。

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【相応しさの呪いをかける。】

今回は、「ことば」について。

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ビジネス書や自己啓発書などに出てくる「アファメーション」や「コピーライティング」、をはじめ、ことばは人生やビジネスを変える魔法として取り上げられることが多ですよね。

 

確かにことばによって、人生が変わった人や商品の売上が変わった人、組織自体が変わった例は数え切れないほどあると思います。

 

魔法と聞くと、僕は完全にファイナルファンタジーやドラクエ、ディズニーのイメージが強いので、

魔法=現在の自分のまま、何かを変えたり、加えたり。

というイメージが強いです。

 

だから僕は、

ことば=【魔法】という感覚に違和感を感じます。

今の自分にどんどん付け加えられるなんて、そんな都合のいいことは無いでしょうと。

 

では、僕はどう考えているのかというと。

ことば=【呪い】だと思っています。

ファイナルファンタジーで言うと、白魔道士より、黒魔道士のイメージ。

 

魔法は、さっき説明したように何かを加えるイメージだけど、呪いは何かを制限したり縛ったり。対価を支払うことで何かを得るイメージ。

 

たとえば、恋人に「大好き」と言うことによって、他の異性は「大好きではない」という対価を支払うことで、恋人を「大好き」というフィルターで見るという能力を得ることが出来る。

 

「俺は出来る!!」と自分を鼓舞することばを使ったときは、客観性や失敗したときのリスクに対する恐怖や責任を対価に、「出来る」という可能性を得ること。

 

「私はコンサルタントです」といえば、自分の中のコンサルタントらしさという呪いで自分を縛ることになるし、

 

「女性らしくなりたい」とか「男らしくなりたい」というのも、そのことばに対するイメージで自分を縛ることになる。

 

このようにことばを使うことで、他の可能性と引き換えに特定の能力を高める呪いをかけているんです。

 

で、呪いなのでかけ続けてると耐性がついてしまいます。

「大好き」っていうことばだけをずっと使い続けていると効果は当然薄れてくるし(自分にとっても相手にとっても)

 

「俺は出来る!!」という呪いもだんだんと最初の頃の違和感やインパクトは薄れていく。

 

だからこそ、どんどんと新しい呪いの呪文を習得しつづけなければいけません。

 

栄養ドリンクと同じで短期的には効果があるけど、同じものを飲み続けてるとだんだん効かなくなってくるのです。

 

「大好き」や「俺は出来る」という抽象的なことばなら、具体性を持たせたり、環境やシチュエーションの力を借りたりしながら、呪いをかけ続ける必要があるのです。

 

中途半端な呪いをかけていると、それが解けたり効果がなくなったときに自分に反動が返ってくるだけですから。

自由や成功というのは、ある意味、それに相応しい自分になるために、どんな呪文で呪うのかを選択すること。
どんどん強力な呪いを自分にかけ続けていきましょう笑

 

【僕だけがいない街】

僕は、自分に対していつも

「無価値である」

そう思いながら日々を過ごしています。

もちろん巷に溢れる、

自分の存在自体に価値があるという考え方や自己愛が大切だ、
という考えを否定するつもりはありません。

 

ただ僕自身が、自分自身の存在そのものに価値があると考えることが出来ないのです。世界人口は70億人を超えてますが、この数は世界中の牛の頭数の約4倍です。

 

牛には、大好きな人と同じほどの価値を感じないのに、70億分の1の自分の存在自体に価値があるとは到底思えないのです。

 

たとえば、

僕が世の中に対して一言文句を言ったとしても、世界は今までと変わらず、動き続けるし、

好きな人に対して「好き」と言っただけで、惚れてもらえるとも思っていない。

他に対して今までとの違いを生み出すことができなければ価値がないのと同じこと。

 

だから、世の中を見て、自分の頭で考えて、自分の言葉や行動で語る。

 

つまり、言動で示し続けることしか無価値の自分を価値のある存在に変えることはできないと思うんです。

 

何もしなければ、無価値な存在だからこそ、自分の想いを語り、相手に出来る限り与える。そうして生み出されたもので自分の価値に気づくことができるのです。

 

認識は他との違いから生まれます。つまり、価値も他との違いからしか認識することができないのです。

 

だからこそ、
自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の言葉や行動で語る。

 

そうすることで他者と自分の違いがだんだんと浮き彫りになり、違いがあれば、その違いに価値が生まれるのです。

 

【僕だけがいない街】

 

自分がいなくても、世の中が変わらず回っていって、好きな人たちが幸せをつかむことができる世界は、「絶望」なんかじゃなくて、「希望」だと思います。

 

自分が何をしたって大切な人たちは幸せになれると思えるなら、素直に自分の与えられるもの、やりたいことに素直に向き合えるから。

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P.S 僕だけがいない街、このマンガは読んだことがないので、どんなストーリーかは知りません。苦笑
あくまでタイトルのイメージだけ使わせてもらってます。

【物語の終わりを描く】

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人生の中で、何かを「続ける」ことはとても大切なこと。

 

たとえば、

日々の勉強を「続ける」
日々成長し「続ける」
自分の気持ちに正直であり「続ける」
大切な人を愛し「続ける」

みたいに何かを続けるということは、強い意志が必要なことだし、とても大切なことだと思います。

 

でも、自分だけではなく、他者が関わる時には逆に「終わり」を描くことも必要。

 

例えば、

クライアントを本当の意味で自由にするために、自分のところから離れさせるための終わらせ方を描く

祭りを最高のものにするために最高の終わらせ方を描く
(だらだら続けてても興ざめですからね)

告白することで、片思いを終わらせる方法を描く
最近は、「続ける」ことよりも「終わり」を描くことがすごく重要だと考えています。

 

続けることは時に依存を生み、
相手の可能性を制限することにつながります。

 

僕がやっているようなコンサルビジネスだと、継続させるためにはいかに自分が相手にとって必要だということを表し続けなければいけませんから。依存関係を自ら作っていくわけです。

 

個人的には、それは好きではない。
それに、このビジネスモデルはダメなんじゃないか、、、って思うもののほとんどは、終わりと次の物語を描けてないことが多いです。(仲良しクラブみたいになっちゃうんですよね)

 

最近も1つ大切なものの終わりを描きました。

 

もちろん、他者が関わることなので、今のような状況が続いているならば、という前提条件つきではありますが。。。
終わりを描く作業は、多くの場合はっきり言ってしんどいですよ。
自分にとって大切なものを、大切であるがゆえに手放す覚悟が必要ですから。

 

ビジネスの場合は、1つの収入源をあえて手放すことになるので、直接生活にも影響がありますしね。

恋愛の場合は、告白とか、プロポーズみたいに1つの決断を下させて、それを受けいれることになりますしね。
なんども、なんども
「考えなおした方がいいんじゃないか」
頭に甘いささやきが聞こえてきましたが、
しっかり終わりを描かないと、「与える」ことから「奪う」ことに考えが変わってしまう。それを自分の大切な人や、大切なものに対してやってしまうのは、やっぱり望むべきことじゃないですしね。

 

それならば、終わりを描いて、次の物語を描いた方がいい。

そして、どうせやるならば
クライマックスは盛大に。
自分にとっての最高を詰め込んで。
新しい物語に繋がるように。

 

「続ける」ことも大切だけど「終わり」を描くことも成長のためには必要ですよ!

 

 

【答えは言葉に聞け】

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今年のJR skiskiのコピーは「答えは雪に聞け」、一昨年は「青春は、純白だ」去年は「ぜんぶ、雪のせいだ」去年とおととしのコピーには、女の子っぽさ、可愛らしさが感じられたけど、今年のコピーはそれがなくて言葉が強い印象があるから、イマイチぴんと来ないんですよね。

最初は今年のイメージモデルの目もとのアップに「答えは雪に聞け」のコピーというポスターだったから注目を集めたけど、もう、モデルも発表されたし、これからどれだけインパクトが生めるか少し疑問です。

いっその事、スキーリゾートがある駅だけ、モデルが誰かわかるポスターにしたら面白かったかもしれないですね。

 

 

さっき紹介したJRの広告などを含めて、ちょっと言葉を変えるだけで印象が大きく変わるってことがよくある。

やっぱり言葉の力ってすごく大きい。それを改めて感じている。

で、最近思うのが言葉が可能性の扉を開け閉めしてるってこと。

 

「自分はできる」って口にするだけで、少しはできそうな気がするし
「自分には無理だ」って口にすれば、無理な気がしてくる。
これは、実績などの証拠があるかどうかは関係なくて、ただ言葉を口にするだけでも気持ちは変わってくる。

 

でも、言葉とか口癖で人生が変わるっていうのは、多くの自己啓発書とか成功法則本みたいなものに書かれている。でも、実際に変わっていない人が多い。
それはなぜか??

 

理由は
【言葉とイメージのピントが合っていないから】

例えば、多くの人が

「お金持ちになりたい」とか「自由な暮らしをしたい」とか「幸せなくらしをしたい」みたいな夢を語るけど、
じゃあお金持ちってどういう状態??って聞いてもしっかりと答えることができない。

これは自由とか幸せという言葉に対しても言えること。

 

抽象的な言葉やイメージしか持っていなくて、それを夢だと思い込んでる。

 

そしてそれを語っている本人もどういう状態を指しているのかわかっていない。それじゃあ実現するわけないし、仮に奇跡でも起きて実現したとしても気づくことさえできないと思うんです。

 

だから結局は周りに流されて、自分じゃなくて他人の人生を生きることになる。

 

でも、言葉はピントをしっかり合わせさえすれば自分を動かす大きなエネルギーになる。

 

 

そう考えると、嘘つきは泥棒の始まりって言葉も間違いで

「嘘つきは成功の始まり」
この方がしっくりくると思う。

 
例えば、「一生幸せにします」みたいなプロポーズだってはっきり言って嘘だと思うんです。

もちろん、気持ちに嘘があるってことじゃなくて、過去の実績とかその言葉を支える根拠がないって意味での嘘です。

 

自分が望む未来に対して希望を込めて嘘をつく、そしてそれを必死になって実現する。自分にとって理想の人生を過ごすなら、最初に嘘をついてそれを必死に実現する。これを繰り返すことが大切だと思う。

 

まずは自分の理想についてしっかり語れるように改めて考えて言葉にしてみてはどうですか?

 

もちろん人間ですから、最初はうまく言葉にできないかもしれないけど、定期的に繰り返すだけで自分のやりたいこと、やるべきことが明確になっていきますよ。

 

途中で変わったって全然いいんです。

自分の可能性をポスターフレームには入れない ~好きなことをして生きていけてない人の共通点~

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厳しいことをいうかもしれないけど、
結局、自分の好きなことをして生きていない人は、自分で自分の可能性を閉ざした人。

 

自分の可能性をポスターフレームに入れて、
「あの時は良かったな」とか「この時は一生懸命だったな」とか
過去の物語に想いを馳せている。

 

理想の自分が全て過去にあるから、今の生活に不満を並べ、無気力で時間を浪費しているだけ。



インターネットが発達して、最大のネックだった距離の制約がなくなった今では、一流でなくても好きなことをして生きていくことができる。

 

例えば、どんな業界でも自分より初心者がいて、その人に対してアドバイスをすることはできる。

一流になればなるほど、その業界のルールに最適化されていることが多いから、初心者にとっては難解であることが多い。経済学者とか、物理学者とかが難しい言葉を並べて説明しているのをイメージしてもらえばわかりやすいと思う

そこでわかりやすい説明をするだけでも価値を生んでいることになる。

あくまで一例だけど、やり方はいくらでもある。

 

そんな時代に好きなことをして生きていけないのは、自分で自分の可能性を閉ざした場合だけ。

 

自分の可能性を自分で閉ざしてる場合じゃないよ。
過去の物語として、ポスターフレームの中に入れてしまってるなら、そこから出して新しい可能性の物語描けばいい。

大器晩成型かもしれないでしょ。

【一流にならなくても、好きなことをして生きていくことはできる】

自分の好きなことでお金を稼ぎながら、人生を生きていこう!
そう考えたときに、まず思い浮かぶのが、

「本当に自分でも大丈夫なのか?」

という不安の感情だと思う。

自分自身もそんな不安を感じて、なかなか行動に踏み出せなかった時期もある。

なんで、「自分でも大丈夫だろうか?」という不安が出てくるのか、

何度も考えて自分なりに出した結論が
「一流になろうとするから不安になる」ということ。

 

何かに憧れるということは、あなたの頭のなかにロールモデルとなるイメージがあって、その人のようになることが自分で好きなことをして生きていくということに繋がっている場合が多い。

 

自分のイメージの中なので、実際よりも神格化された存在になっている可能性が高いその人と現在の自分の姿を比べたら、不安になるのが普通だと思います。

肉体的な衰えがあるスポーツ選手を除けば、ほとんどの職業は先行者が有利なのは当然です。もともと持っている知識の差はもちろん、経験も加わったらどんどん凄みを増していくだけですからね。

 

ただし、それはあくまで既存の枠組みの話。

 

例えば、伝統的な日本料理で勝負するには技術や経験で勝てなかったとしても、創作和食のような新しいジャンルで勝負をすれば新しい価値を提供できるかもしれない。
(創作和食自体も新しいものではないですが、あくまでたとえとして考えてください)

 

視野を広げれば、新しい価値を創造するチャンスはいくらでもあるのに、多くの人は自ら競争の激しい既存の枠組みという戦場に自ら飛び込もうと考える。

その戦場を見渡せば、数多の激戦を勝ち抜いてきた猛者たちの姿しか見えないから、その世界に飛び込むことを躊躇し諦めてしまう。

 

僕たちのような後発組が好きなことをやって生きていくために必要なことは、既存の枠組みで一流を目指すような行動ではなく、いろいろなジャンルの物事を組み合わせ、新しい価値を創造しそこでのトップを目指すことです。

 

既存の枠組みで一流にならなくても、自分で創造した新しい枠組みでトップになればいいんです。

 

ドラクエの勇者みたいなものです。攻撃力では戦士に敵わないし、魔力では魔法使いに勝てない、回復力では僧侶に勝てない。

でも、「俺が勇者だ!」という新しい枠組みを作ってそこのトップでいるからこそ一番目立つし、カッコイイんです。

 

好きなことを仕事にして生きていく人生を送るのに、一流じゃなければいけない。その考えを捨てることができるだけで、少しは行動しやすくなりませんか?

 

もちろん、組み合わせる素材全てが3流とか5流とか、その程度だと価値すら提供できないので、いくつかの分野では、1.5流や2流のスキルや知識は持っている必要はありますよ。そこは好きなことですから頑張れますよね?

【1日お試しドラえもんじゃ人生は変わらない】

人生を変えるには何が重要だと思いますか?

多くの自己啓発書や成功者は、自分が今までにしたことの無い経験をすることや、会ったことの無いような人との出会いが人生を変えるには必要だ!と言っていす。

確かに、未体験ゾーンに突入したり、未知との遭遇以外に人生を変えるきっかけを手にする方法を僕も知らない。

 

ただ、誤解しがちなのは、「きっかけさえあれば人生が変わる」と勘違いしてしまっていること。

たった1度のきっかけで、そこからの自分の考えや行動全てが変わるほど人生はわかりやすくできていない。

 

『きっかけ』はあくまで『きっかけ』に過ぎなくて、人生を本当に変えていくためには自分の判断基準を習慣的に変えていくことが重要です。

 

それはそうですよね?

 

1日だけあなたの家にドラえもんがやってきたとしても、あなた自身がいつもと同じ行動しかとらなければ、ドラえもんがいなくなったらすぐに元どおりになるだけですから、、、

 

自己啓発セミナーに参加しても人生が変わらないのはセミナーに参加した直後はすごく気分が高揚して何でもやれる気がするけど、それはレッドブルを飲んだ後みたいな感じで、時間が経てば元に戻るもの。

そこで得たエネルギーを使って、習慣を変えていくための行動をしなければ結局は時間と共に元どおりになってしまいます。

 

人生を変えるきっかけを探す前に、やらなければいけないことはありませんか??

 

プロ野球選手になりたいのに練習をせずに
「おれの周りには優秀なコーチや監督がいないからダメなんだ」
って言ってたら、ちゃんと練習してから言えよ!!

って言ってやりたくなりますよね。

 

自分が成長するため、好きなことをしていくために必要な行動がわかってるのに『きっかけ』のせいにして行動しない言い訳にしてませんか?

 

自分のやらなければいけないことから目を反らし続けてたら、どんなに衝撃的な出会いがあっても何も変わりませんよ。

 

好きなことをやるのにふさわしい判断基準、基準値を持ってください。

周りは関係ありません。

むしろ周りの基準に合わせてたら、いつまでたっても好きなことだけをして日々を過ごす生活は手に入れられませんよ。